昔から武道の世界では、「足は親指、手は小指」に意識して重心を置くようにという教えがあったそうです。なーるほど、確かに、足の親指、正確には、母指球(足の親指の付け根のふくらみ)に重心を乗せると、自然体になり、無駄な力が入らず安定します。
また、手の小指も軽く握ると、脇が締まり、肩の力が抜け、背中側の筋肉を稼働させ、良いようです。
パソコン作業時に気を付けたいのは、マウスを強く握ってしまう癖です。
その場合、手の甲ではなく、手のひらが上の状態で腕を休めてあげると、小指に意識がある楽な状態のように思われます。
さらに、手の指について言うと、手は第二の脳と言われるくらい、指先の運動は脳の活性化に良いと言われています。テレビを見て体は休めていても、指先くらいは簡単に動かせますね。
体の重心がどこにあるか?
なんて、普通、意識してないですよね。
ひょっとすると、食べ物や薬を見直すより、ずっと良い影響があるかもしれませんよ。